投資は楽にやる

投資というと、まだまだ難しいものというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

実際に、投資というと、積極的に利益を求めて常に新しい金融商品を探したり、毎日あれこれデータを調べたり分析している方が、目立つ傾向にあります。

しかし、将来のための資産作りとしての投資であれば、むしろ、楽に行う方法がありますし、楽に行うことこそ、資産作りを成功させるポイントです。

資産作りのための投資は、いかに楽に行うかが大事になります。

その楽に行う視点について書いてみたいと思います。

■長期で資産作りをして短期間の値動きを気にしない

長期で資産を作るのであれば、毎日投資先の値動きを見る必要はなく、ある程度ほったらかしにするくらいで行うことも可能です。

この点、短期間で利益を出そうとすればするほど、その投資は投機性が高くなります。

そして、短期間での投資の運用成績は、日々のマーケットの動きや経済統計の数値に左右される要素が大きく、毎日のマーケット分析を緻密に行う必要があります。

つまり、短期間の投資で利益が上がるかどうかは不確実性が高い上に、毎日手間も時間もかける必要があります。

ですので、将来の資産作りのための投資としては、おすすめできません。

むしろ、投資は長期になればなるほど、理に叶ったものになります。資本主義の原理は、経済は成長し続けるということを前提としています。そのため、金融資産に投資それば、長期的に成長するということになります。

■投資先の分散してヤマを張らない

また、投資先のどこが成長するか予想するのを放棄すれば、投資先の選択に頭を悩ませる必要がなくなるので、そういう意味でも楽になります。

世界全体として経済が成長するとしても、個々の企業や地域で見れば、逆に衰退するところもなくはありません。そして、将来、どの企業が成長するか、どの地域の経済が大きくなるか、予想するのは簡単ではありません。

ですので、投資先は分散することが重要です。つまり、どこが成長するか考えたり予想することを、そもそもしないという選択です。

投資信託であれば、特定の1つの株や債券に投資はせず、複数の資産に投資をしているので、まさに投資先の分散投資するのに適した商品です。

■積立投資にして投資を自動化する

積立投資にすることで、投資を自動化することができます。購入タイミングを考える必要もないので、ここも投資を楽にするポイントです。

投資は安く買って高く売れば、利益になります。と考え、「いかにして安く買うか」、と考えがちです。しかし、これは非常に難しく、まさに投資が難しくなります。

どのタイミングで購入すれば、安く買えるか、そもそも考えずに自動化してしまえば、その手間を省くことが可能です。

なお、自動化することは、長期的にみれば買付金額も平均化することができ、結果として割高で投資商品を買付するのを避けることが可能です。買付金額も平均化については下記の記事もご参照下さい。

■まとめ

以上のように、将来の目的のための資産づくりとしての投資であれば、長期・分散・積立で投資を行うことが、投資を成功させるポイントです。

「投資は時間をかけないといけない」、「毎日値動きをチェックしないといけない」、こういった発想を捨てることもとても大切です。

投資の世界では、積極的にいろんな金融商品を探したり、毎日あれこれ分析する人が目立つ傾向にありますが、これが投資の全てではないことを、ぜひ頭に入れていただきたいと思います。