投資信託の買い方

今回は投資信託の買うときのポイントについて記載します。

投資信託を購入する方法には大きく分けて2つの方法があります。

■自分でタイミングを計るか自動化するか

まず、1つはスポット買いと言って、一括で投資信託を買う方法です。

これは自分で買うタイミングを決めて自ら注文を発注して買う方法です。

もう一つの方法は、自動的に投資信託を購入していく積み立てで買う方法です。

毎月一定額ずつを積み立てるのがオーソドックスですが、金融機関によっては毎日や隔月等の別のタイミングで設定することもできます。

■それぞれの購入方法の違い

スポット買いは自分で買うタイミングを判断するので、うまくタイミングをとらえれば、割安に購入できるので多くの口数を購入できます。

しかし、そのタイミングはプロで難しいので、実際にタイミングを判断するのは簡単ではありません。

また、いつ買うか検討するためには、購入を検討したら買う予定の投資信託の価格をこまめにチェックしないといけないので手間もかかります。

一方で、積み立ては一定の時期に自動的に買付するので、タイミングを判断する手間はかかりません。

また、相場の状況に関わらず一定の期日に買い付ければ、購入したい投資信託割高な局面で買ってしまう場合もありえます。

その反面で、割安なときにも買い付けを行うことができます。その結果、平均すれば平均購入単価を抑えることができます。

■おすすめなのは積み立てによる購入

どちらの買い方にもメリット、デメリットともにありますが、特に投資初心者の方におすすめなのは積み立てによる投資です。

投資が本業でない方にとっては、投資にかける手間や時間を自分の生活のための時間に仕えた方がいいですよね。

無理していいタイミングを狙わずに平均的な単価で買付ができるのも手堅い方法であり、資産形成の投資として理に叶っています。

また一定の時期に自動的に買うことで、そのお金を余計なことに散財してしまうこともなくなるというメリットもあります。

さらにもし可能ならば、最初にいくらかまとまった金額で投資信託を購入し、それから積み立て投資をしていくというスポット買いとの併用の投資を行えばさらにいいでしょう。

ある程度まとまった金額から投資を開始した方が、資産形成という観点からは早くまとまった金額になる可能性が高いです。

例えば、毎年平均3%の運用が可能と思われる投資信託を買い付けるときに、1万円よりも10万、100万と金額が大きいほうが大きな資産になるのを想像してみるとわかりやすいと思います。

なお、金融庁のホームページで積み立て投資による資産シミュレーションを行うことができますので、こちら合わせて見てみて下さいね。

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

■積み立て投資の注意点

もちろん、積み立て投資も万能ではありません。

投資信託を一度選んだら自動的に投資を行っていくので、どの投資信託で積み立てを行っていくかは慎重に判断する必要があります。

あと一番懸念されるのは必ずどこかのタイミングで訪れる暴落時の対応です。

コツコツ積み立てを行っていけば、資産の形成スピードもゆっくりで少しずつ資産ができてきます。これが暴落時には一気に目減りします。

徐々に増えていた資産がある時期に一気に減少してしまえば、精神的にショックを受けるでしょう。

どこかで暴落するなら積み立て投資する意味がないのではないかとも考えてしまいます。

しかし、暴落した場合は特殊な要因があっての場合がほとんどで、しばらくすれば再度資産が回復する場合が多いです。

ですので、暴落時には一過性の現象と割り切ってそのまま何もしないのが原則です。

そもそも暴落するときはどんな投資をしている人も短期的には大きな損失を出しています。

こういうときに必ずといっていいほど、事前に暴落のタイミングを察知して資産を売却した投資家の話がマスコミ等によりもてはやされます。

ですが、もてはやされるということは珍しいからであって、投資が失敗していることの証明にはありません。

暴落は長期的に投資を行っていれば、必ず発生しますが、雑音に流されず、慌てずに売却をしないこと。

精神的にはきついかもしれませんが、これを行えるかどうかが積み立てでの資産形成のおける一番大事なポイントです。