お子さんへのお小遣いの渡し方

みなさんは、小さいときにいつからおこづかいをもらっていましたか?

もらい始めた時期、金額、もらい方きっとみなさんバラバラだったかと思います。

そして、親御さんは何かでおこづかいの渡し方を学んだのではなく、親御さんなりに考えて渡していたはずです。

今でも、お子さんにどのようにお小遣いを渡すかという点において教えてくれる場所は、あまり聞いたことがありません。

この点について小さいお子さんをお持ちの方から、子どもへのおこづかいの渡し方に悩んでいるという話をうかがいます。

そこで、今回は子どもにどのようにお小遣いを渡すかという点について本日は書いてみたいと思います。

■自分の小さいときのお小遣いのもらい方

具体的な事例があった方がわかりやすいと思うので、まず、僕自身の場合のついて書いてみます。

僕は小学校入学時からお小遣いを両親からもらうようになりました。

月単位でもらっており、その金額は、学年が上がるにつれて大きくなってきました。

そして、自分の欲しい大きい買い物(ゲーム、スポーツ用品等)は両親に個別にお願いをして買ってもらっていました。

今思うと、毎月自動的にお金がもらえるので、「一度無駄遣いしても来月になったらまたお金もらえるから我慢しよう」。

そういう思考になっていたなと今になって感じます。

自分でお金を積極的に管理するために、お小遣い帳をつけるとか、もっとお金をもらうためにはどうしたらいいかとか、工夫することは一切ありませんでした。

その後、社会に出てからしばらくはお金の管理は全くせず、苦労しなくても毎月入ってくるからとあまりやり繰りを意識することもありませんでした。

それもあってか、その後、お金でいろいろと苦労する手痛い経験をすることになりました。

そこで、やっとお金の管理を始め、将来のことも考えた上で使っていくことを意識するようになったというのが現実です。

■お金の管理は子ども時代から身につけるのがベスト

自分の経験から考えてみると、お金を使うときや使った後に、もっと自分の頭で考える機会が子ども時代にもっとあればよかったなと今では思います。

大人になってからお金で失敗すれば、そのダメージはとても大きいものになりかねません。

これを小さいときのあまりダメージが大きくならないうちに、失敗する経験させてあげることも、親としては必要なことだと考えます。

そういう意味も込めて、子どもには小さいときから自分の頭で考えてお金の管理をしなくてはならないような仕組みを作るとよいでしょう。

■子どもへのお小遣いの渡し方

まず、小さい子どもにもお小遣い帳をつけるように働きかけることが必要です。

お金の管理の基本といて日々のお金の収支を把握するという作業を子どもの頃から習慣化させることができれば、大人になったときに生きていきます。

なお、お小遣い帳は親御さんの方で作ってあげてもいいですし、市販されているお小遣い帳を利用する方法もありでしょう。

次に、お小遣いは「欲しいものを買うお金」だけでなく「必要なものを買うお金」も渡して、お子さんに管理させるのがおすすめです。

このやり方では、お金を使う度に「何のために使うお金か」をお子さんも考えないといけません。

そうすれば、お金を使うときにお子さんはより考えるようになります。

そして、うまく使えなければ、「学校で使用するノートが買えなくなる」などお金で困る経験をすることもできます。

最後に、子どもにはお手伝いをさせましょう。

ただ一方的にお金をあげていては、お金が労働によって得られるものであるという認識をお子さんは持ちにくいです。

そして、その労働も親が一方的に決めずにお子さんと話し合って決めるとよいです。

その方がお子さんとしても、やれされ感ではなく自発的に行動します。

また、人と交渉するというコミュニケーション能力の向上にもなるでしょう。

さらに言うと、お子さんがお金の不足分をお手伝いを増やしカバーする余地も与えておくのもいいと思います。

お小遣いを渡して最初から完璧に管理はできません。

そのときにどうするか、自分で考えて対応する能力を身につけさせてあげることも大事だと思います。

■お小遣いの渡し方には親のお金観が出る

読んでいて、これは意外と自分たちなりに考えて子どもにお小遣いを渡さないといけないなと感じた方もらっしゃると思います。

まさにそうで、お子さんにどのようにお小遣いを渡すかという問題は、親御さん自身のお金観に寄るところが大きいです。

お子さんの教育を通じて、親もお金について学ぶことになります。

そういう意味でも、お子さんへのお小遣いの渡し方を考えることは、金融教育ともつながっていきます。

こういうことをきっかけにお金について学ぶきっかけにするのもありだと思います。

お子さんがいらっしゃる方はぜひこの問題についてご夫婦で話し合ってみて下さいね。