コニュニティに所属する

お金の問題を取り扱うときは、目に見えるお金の背後に様々な目に見えない課題があります。

過去のブログでもお金だけでなく、「人とのつながり」、「社会とのつながり」とのバランスが大事であると書いています。

この目に見えない部分に関連した事項として気になっていることを本日は書いてみます。

■人や社会とのつながりを持つにはどうしたらよいか?

「人とのつながり」、「社会とのつながり」を持つといっても表現としては漠然としていますよね。人によっては何をしたらいいかイメージがつきにくいかもしれません。

具体的に何をしたらよいかという面で、僕自身がおすすめなのは、コニュニティに入ることです。

コニュニティとは、何かしら共通のテーマや目的に関連して2人以上で集まっている場のことを指しています。

例えば、ボランティア団体、趣味等の同好会、自分の関心のあるテーマに基づいた勉強会等が挙げられます。

■仕事上のコニュニティ

この点、一番身近なのは仕事が絡んだコニュニティでしょう。

勤務先の同僚は仕事上のコニュニティのメンバーと言えます。

そういう意味で、人は何かしらのコニュニティに所属している人がほとんどです。

しかし、僕がおすすめしたいのは、仕事とは関連のないコミュニティに入ることです。

社会に出ると、特に男性はそうですが、何の仕事をしているかで自分がどんな人物か人に判定される側面があります。

それゆえに、人とのつながりも仕事絡みのつながりになりがちです。

もちろん、これはこれで仕事の幅が広がる可能性がありますし、悪くはありません。

しかし、人とのつながりの視点が「仕事」の一本というのはとても危険です。

なぜならば、仕事のコニュニティ上の人間関係にはどうしても利害関係に基づく取引の要素があるからです。

少々いやらしい言い方になってしまいますが、この関係は相手にメリットを与えられる相手なら構築できますが、そうでなければ構築できません。

現在は人間関係を維持できていても、いったんメリットを相手に提供できなくなれば、その人との人間関係は持続できません。

よく、大企業の重役だった方が、在職中は年始にたくさんの年賀状をもらうものの、引退したとたんにもらえなくなるという話を聞きます。

この事例は上記を象徴する話と言えるでしょう。

こういう人間関係ばかりでは疲れてしまいますし、安心が担保されません。

■仕事以外のコニュニティ

一方、仕事以外のコニュニティでは利害関係がない分、疲労感が少ないですし、安心も担保されます。

例えば、ある小さいお子さんをお持ちの男性が「イクメンの会」のようなコニュニティに所属したとします。

こういうコニュニティに所属した場合に、コニュニティのメンバーにお子さんを上手に育てるコツを伝授しないとメンバーからそっぽを向かれてしまうということはないでしょう。

また、利害関係がない分、安心して自分の子育ての悩みを相談しやすいです。

さらにいえば、仕事では関わらないタイプの人と交流することで、人としての幅も広がります。

そこから、同業者の子育て話では考えられなかった思わぬ問題解決の糸口も見つかるかもしれません。

■仕事以外のコニュニティを大事にする

仕事とは関連のないコニュニティでは、仕事上のコニュニティにあるような疲労感が少ないですし、安心感も感じられ、人としての幅も広がります。

学生時代の友人のうちの何人かは生涯の付き合いになる。こういう話を聞くことが少なくありません。

それはまさに、仕事のような利害関係が絡む人間関係とは異なるからです。そして、そういった友人からは人格形成する上でも大きな影響も受けます。

こういった人間関係は、社会に出た後も仕事が関係しないコニュニティを通じて築くことが可能です。

もし、自分の周辺に興味関心のあるコニュニティがないという方は、自分自身で立ち上げてしまうというのも一つの手です。

僕自身、お金の問題の背後にある目に見えない部分に課題があると思われる方が相談者にいらっしゃれば、そういったコニュニティに入ることをおすすめしたいです。

そして、そのためのサポートも行っていきたいと考えています。