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「投資」と「投機」との違い(投資の基礎知識)

「投資」と「投機」との違い(投資の基礎知識)

投資というと何となく怖いと感じる方も多いのではないでしょうか。

なぜ、そう感じるかといえば、投資がギャンブルのように見えるからではないかと思います。

しかし、それは正確には「投機」であり「投資」ではありません。

今回は「投資」と「投機」との違いについて書いてみたいと思います。

■「投資」と「投機」とは混同されがち

マスコミの報道などを見ていても、ギャンブルにのめり込んで失敗したスポーツ選手や芸能人の話や、怪しい投資の勧誘による投資詐欺の話などが、よく出てきます。

僕も金融機関で仕事を始める前まではそういったイメージがありました。

投資を行ってうまくいく人はほんの一握りで、うまくいくかどうかは運で決まるものだと思っていました。

しかし、後から振り返ると、当時僕が投資だと思っていたものは「投資」ではなく「投機」であることに気がつきました。

投機は短期間で大きく儲けることもあれば、反対に大きく損失を出すことがありますし、どっちになるかは運によるところが大きいです。

しかし、投資はそういったものではありません。

投資は長期間で行うのが原則で、うまくいくためにある程度法則のようなものがあります。

ですので、資産を増やす、特に老後資産、教育資産など将来に備えるための資産形成するためにとても効果的です。

この点、投資でもマスコミの報道等でよく見かけるのは、パソコン画面とにらめっこして株式を毎日頻繁に売買するデイトレーダーが多いかと思います。

こういった短期の投資も投資の種類の一つには入らなくはないのですが、うまくいくかどうかは未知数な部分が大きいです。

したがって、こういう取引は、投機性が強い投資であり、資産形成のために行うものではないといえます。

■投資を始めるときの心構え

始めて投資を行おうという方には投資に対する先入観があって当然だと思います。

しかし、自ら勉強をしていけば将来に備えるために有力な手段であることがわかるはずです。

投資が何となく怖いとかイメージがよくないと思っていて始められていない方は、先入観があってもいいので、まずは何かを始めてみましょう。

実際に行動することでいろんな知識が頭の中に入ってきて、自分自身の認識が変化してくるはずです。

最初はこういった資産形成に関連したブログや書籍を読むのもいいでしょう。

さらにいえば、その知識だけで終わらせず、自分の気になる金融商品を小さい金額で買ってみることをおすすめします。

買えば値動きを気にするようになります。

そのチェック時に何で値上がりしたか、値下がりしたかを自分なりに考えてみることが一番の勉強になります。

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