人間は一日に数万回思考するらしいです。
その一つ一つを把握するのは困難でしょう。
しかし、意識することで、ある程度は把握することができます。
今回は、自分の思考しているときの感情について書きたいと思います。
■自分が何を感じているかは、なかなかわからない
「あなたは昨日何をしていましたか?」と質問されたら、ある程度答えられるでしょう。
しかし、「あなたは昨日何を感じていましたか?」と質問されたら、答えるのが難しい人が多いのではないでしょうか?
僕もかつてはそうでした。
そこで、あるとき、毎日自分がどんな感情で過ごしているか、おおまかな一日の流れに沿って振り返ってみました。
スケジュール帳の時間軸に沿って、そのときそのときどんなことを感じているか、振り返ってみました。
すると、驚いたことに…一日のほとんどが怒ったり、イライラして過ごしていることに気がつき愕然としました。
自分で自分のことを全くわかっていませんでした。
ある意味で夢遊病の患者のような状態になっていた、今思うとそう感じます。
このワークをやって、今後の人生毎日これが続けていけば必ず体を壊すと思いました。
そこで、なるべくイライラしないように気をつけるようにしたところ、少しずつ状況が改善され、今では昔ほどはイライラしなくなりました。
■感情が自分の合った出来事を引き寄せる
イライラしたりマイナスなことばかり考えていると、自分にやってくるのもイライラすることばかりです。
ネガティブな人と出会ってイライラさせられたり、思わぬトラブルに巻き込まれたりすることが多いとします。
そんなときは、自分のマイナスの感情が引き寄せています。
逆に、ポジティブな感情に意識をフォーカスすると、自分の周囲にもポジティブな出来事が起こってきます。
マイナスの感情を、無理に感じないようにするべきであると言っているわけではありませんが、どんなことにもプラスの側面があります。
出来事のプラス面にフォーカスすることで、思わぬ幸運をつかんでいくことができます。
■自分の感情の動きに敏感になるには?
自分の感情の動きに敏感になるにはどうしたらいいのでしょうか?
そのうちの一つとしては「ひとりの落ち着いた時間を作る」ということではないかと僕は考えています。
ひとりの時間を作ることで、リラックスしたり、昨日今日の行動を振り返ってみます。
前述した通り、スケジュール帳を使用するなりして紙に書いて振り返ってみるのもいいでしょう。
そうすると、「あのときにイライラしていたから気をつけよう」ということに気がつきますし、気持ちも落ち着いてイライラしづらくもなります。
こんな視点もよかったら日々の生活に取り入れてみて下さいね。
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