運用成績の良好な投資信託の買付や保有について

投資信託の買付の際に過去の運用成績を参考にすることは多いと思います。

僕もこちらのブログで過去の運用成績を確認することを、特に市場平均以上の運用成績を上げることを目標とするアクティブファンド買付時のポイントとして挙げています。

ただ、ここでは注意点もありますので、最近気になる点について書いてみます。

■運用成績のよい投資信託買付時の注意点

投資信託買付の際に過去の運用成績を参考にすれば、当然、過去の運用成績のよい商品が目につくと思います。

そして、その中で直近の運用成績のよい投資信託の買付を行おうと考える方が多いと思います。

しかし、こういった商品は価格下落時の下落率も高いことに留意が必要です。

運用席席がずっと右肩上がりということはあり得ません。

短期間に価格が上昇すれば、その反動で同じくらい下降することもあると考えておいた方がよいでしょう。

日本株の投資信託でいえば、特にここ数年ずっと運用成績が右肩上がりの商品も少なくありませんでした。

しかし、2018年度後半から運用成績が悪化している商品が多いです。

ここ数年は、いわゆるアベノミクス相場であったため日本株式市場のパフォーマンスは非常に良好な時期でした。

特にこのタイミングで投資を始めた方であれば、運用成績が比較的良好になりやすい時期しか経験をしていません。

その分、2018年後半になってくると急落したのではないかと心配になるのも無理はないかと思います。

ただ、こういった調整はよくあることですし、今までの運用が順調すぎたくらいに捉えた方がよいでしょう。

■運用成績のよい投資信託保有時の心構え

すでに、運用成績のよい投資信託保有をされている方にも注意点があります。

今までの相場環境が、日本だけでなく世界的にもおおむね良好でした。

その分、これからは反動として、今まで特に運用成績のよかった投資信託に関連した批判があちこちから聞こえてくるかもしれません。

相場が下落局面になればなるほど、そういった情報は増えていきます。

しかし、これは結果論ですので、たいていのものは気にする必要はありません。

一般に、相場環境が悪くなってくると、マスコミ等が中心になってこういった話をクローズアップする傾向にあります。

この点、相場の良し悪しについては後からであれば、何とでも理由をつけて評論することが可能です。

このときに、雑音に惑わされようにすることが、これからますます大事になってくると思います。

■アクティブファンドの買付時に特にこういった点が問題になる

上記2点については、アクティブファンドの買付時に特に問題となるでしょう。

僕自身は、投資信託の買付は市場の平均と連動した運用成績を目指すインデックスファンドを中心に投資を行っていくとよいというスタンスです。

運用成績に着目しての投資信託の買付自体難しいです。

これを読んでアクティブファンドの買付に抵抗を感じられた方は、金額を減らすか購入そのものを再検討するのもありです。

すでに保有されている方は、周囲に雑音に流されずに自分としてどう考えるか冷静に考えて、どんなときに売却するか、そのまま保有するか決めることが重要です。