僕は資産の形成手段として投資信託による資産運用がとてもよいと思っています。
特に投資について十分に勉強する時間がない方や、その時間をもっと他のことに使いたいという方におすすめできる金融商品です。
なぜならば、投資信託を保有する上で、資産運用の細かい金融知識が不要ですだからです。
また、投資のリスクを分散しながら投資できますし、効果的な運用ができるからです。
ここを説明するために、そもそも投資信託がどのような金融商品なのかについて以下書いてみますね。
■投資信託の資産運用では細かい金融知識が不要
投資信託は投資の専門家が投資したい人からお金を預かり運用を行います。
資産運用するのは投資したい人自身ではなく投資の専門家になります。
ですので、投資したい人は自分自身に投資の細かい知識がなくても、いわば投資のプロの力を借りて資産運用を行うことができます。
■投資信託ではリスク分散した投資が可能
投資信託は投資を行いたい人から預かったお金で特定の会社の株や債券などを買うのではなく、数十社、多いものでは1,000社以上の会社の株を購入します。
個別の会社の株や債券等を購入していた場合、仮にその会社が倒産等の事態に陥った場合は投資した人は大きな損失を被ることになります。
しかし、複数の企業の株や債券等に投資していれば、その損失の規模は小さくなります。
また、他の会社の株や債券等への投資による利益によりある程度カバーも可能です。
■投資信託では効果的な運用が可能
投資信託の運用を行っている投資の専門家は、一度複数の会社の株や債券が購入した後は、定期的にその中身の入れ替えを行います。
世界中の経済の動向は常に変動しており、投資の専門家は常にチェックしています。
その動向から投資している個別の会社の業績や株価の変動等を予想し定期的に一部の銘柄の入れ替えを行われるので、そのときどきに応じた資産運用が可能になります。
■投資信託は万能な金融商品か?
投資信託は上記のような性質を持っているため、一般的にはそこそこのリスクをとってそこそこのリターンを追求できる、いわばミドルリスクミドルリターンのタイプの金融商品であるといえます。
金融の知識をしっかり勉強している人にとっては、投資に面白みがなく、もっと利益を上げる方法もあるように思う方も少なくはないと思います。
ですので、投資信託が万能の金融商品であるかと言われれば、僕はそのようには思ってはいません。
しかし、投資について勉強する時間がない方や投資以外に時間を使いたいという方でも、リスクを押さえつつそれなりのリターンを享受できる可能性が高いと言えます。
ですので、一般的に広くいろんな方におすすめできる金融商品であると考えています。
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