前回はクレジットカードを使うとき注意点について書いてみました。
クレジットカードには便利な点も多々ありますが、いくら使ったか把握がしづらくなる点は注意が必要です。
そういう点で、もう一つ書いておきたい点があるので、今日はそこについて書いてみますね。
■リボ払いについて
クレジットカードにはリボ払いというものがあります。
リボ払いにすると、毎月の支払い金額が返済総額に応じて一定になります。
そして、リボ払いすると返済残高から手数料がかかります。
クレジットカード会社によって微妙に仕組みは違うのですが、一般的な例を以下書いてみますね。
例えば、リボ払い金額を5千円に設定したら返済額が一定金額になるまで毎月支払いは5千円プラス手数料です。
例えば、2018年1月に3万円カードを使ったら翌月2月に5千円に3万円から手数料を加えた金額を支払います。(残りの支払い残金は2万5千円)
さらに翌月3月に5千円プラス手数料を返済したら、支払い総額は2万円になります。
こうすると、一度に3万円を払わずに分割して一定金額ずつ返済していくことが可能で、先の返済の見通しも立てやすいですね。
■リボ払い利用時の注意点
一方で返済期間が長くなります。また、リボ払いにすると返済の残金から手数料もかかります。
これは金額が小さいときは手数料が少ないし、まだリボ払いにするメリットは大きいかもしれません。
ただ、上の計算は2018年1月にカードを使って、その後は使っていないケースに基づいた計算です。
実際には毎月カードを使うことで返済総額はどんどん膨らんでいきます。
すると、リボ払い手数料もだんだんばかにできない金額になっていきますし、返済金額がいくらかわからなくなってきます。
文字だけでは分かりにくいので、ご関心のある方は一般社団法人日本クレジット協会のホームページの図解がわかりやすいのでよかったら見てみて下さい。
https://www.j-credit.or.jp/customer/basis/revolving.html
■リボ払いはなるべく使用しない
個人的には、借金がかさんで気がついたら結構な手数料を払うおそれがあるため、あまりリボ払いを利用するのはおすすめしません。
現金払いの煩わしさが気になるなら、カードを使って即時に銀行口座から引き落としされるデビットカードを使うのがおすすめです。
あると気軽に使うことができるので、つい使いすぎてしまうこともあるクレジットカードです。
使い方には気をつけてうまく使いこなしてみて下さいね。