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投資信託に加え株式保有をするすすめ

投資信託に加え株式保有をするすすめ

資産運用をする場合には、その投資先の資産には様々な資産があります。その中で今一番一般的なのは投資信託です。そして、その投資信託に様々組み込まれることの多いのは株式です。

みなさんの中で資産運用を実践している方の中でも、投資信託を保有している方が多いのではないでしょうか?

この点、個人的には投資信託だけでなく、個別の株式も合わせて持つことにも意義があると考えています。今回はその個別株式を保有する意義というテーマで書いてみたいと思います。

資産運用で個別株式を保有する意義

資産運用で個別株式を保有する意義には様々なものがありますが、主なものは以下の3点です。

お金の勉強になる

資産運用の商品には様々なものがありますが、その中で一番身近なのは株式ではないでしょうか。

今この文章をスマートフォンでご覧になっている方はそのスマホがAPPLEのiPhoneかもしれません。また近所を歩いて出くわすスーパーやコンビニも株式市場に上場している会社が多いと思います。

こういったご自身にとって自分ごとに感じられる会社の株式に投資すれば、投資が身近なものとなります。

株価が上がるにしろ、下がるにしろ、どうしてそうなったか、関心を持つことからいろんな情報にアンテナが立って様々な経済のニュース等に意識が向くことでしょう。

このように個別株式への投資はお金の勉強につながります。

社会貢献になる

株式市場に上場するには証券取引所の厳しい審査を経ることが必要になります。

その審査を乗り越えた会社には、社会の公器としての役割も求められ、利益だけでなく社会貢献を意識的に行わなければなりません。そのような市場に上場する株式を購入することそのものも社会貢献になります。

投資は資産を増やすという自分自身のために行うものではありますが、それだけではなく社会性もある活動でもあります。

この点は様々な株式をパッケージにした投資信託でも同様ではあります。ただ、自分のお金がどの企業のためになっているかが見えにくい分、実感がしにくいです。

一方で、株式は議決権を行使したり、株主として優待を受けることも場合によっては可能となります。個別株式を購入することで、社会貢献をしている感覚をより感じやすいのでおすすめです。

資産価格の変動が大きい

株式は債券や不動産などの伝統的な金融資産に比べて値動きが大きい金融商品です。比較的こまめに値動きをチェックしてリスク管理をすることが必要になります。

そういった株式を持つことで、資産の管理に敏感になり、金融資産のリスク管理能力を身につけることができます。

株価が上がれば嬉しいですが、下がれば当然嫌に感じます。そのときにその不快感とどう付き合うか、またはどういうときに損切りして売却するか、そういった経験をすることは資産運用をする上で大きな経験になります。

また場合によっては大きく資産を増やす可能性を秘めている金融商品でもあるので、資産形成という観点でも大きく寄与する場合もあります。この点もあえて個別株式に投資するメリットになり得ます。

■株式を購入しても資産運用のメインにはしない

それでは、実際に株式を買う場合はどのように買っていけばいいのでしょうか?

資産運用では一般的に投資信託で行うことが推奨されています。国が用意している非課税制度などの投資初心者向けの制度で投資できる商品も主に投資信託です。

この点、私も資産運用は基本的に投資信託にて行うとよいというスタンスです。株式購入は投資信託の購入を否定しているわけではなく、それに加えて購入するとよいという主張です。全ての資産を株式にするというお話ではありません。

つまり、資産運用のメインはあくまで投資信託で、サブで個別株式に投資するというのをおすすめしています。

コア・サテライト戦略

資産運用のプロの世界にコア・サテライト戦略というものがあります。コア・サテライト戦略とは、投資する資産の組み合わせを考える際に有効な考え方です。

具体的には、資産全体を、中長期的に見て安定的な成長を目指すコア(=核)となる部分と、リスクを取りつつリターンを追及していくサテライト(=衛星)部分とに分ける運用手法です。

これはプロだけではなく一般の投資家にも当てはまる考え方です。資産運用では将来のための大切なお金なので、ある程度セオリーに沿って安定的に運用できる金融商品で運用するのがベースになります。ただ運用成績をよりアップさせることを考えれば、より値動きのある資産も一部組み入れる必要があります。

投資信託と株式とのバランスを考える

このコア・サテライト戦略を参考にしながら、投資信託を資産運用のメインにして、無理のない範囲内でサブ(サテライト)として株式を持つという形がおすすめです。

投資信託は複数の金融商品に分散投資をする形になるので、リスクをある程度抑えながら投資をしていくことが可能な商品です。投資のメインをこの投資信託にします。

一方で株式の場合は値動きが大きいのと同時に、発行体に万が一のことがあれば資産価値がなくなってしまう場合もあります。

そのため、ご自身の取れるリスクを踏まえて、無理のない金額で株式を保有することが大切です。あくまでメインではなくサブとして株式は保有することがポイントです。

■株式保有時のリスク管理

実際に株式は買うときだけでなく、その後の管理も大切です。管理しやすいようにどのように買っていくか、買った後の管理をどうするかについて、最低限理解しておいた方がよいと考えられる事項について以下記載します。

小額投資サービスの利用

株式を証券市場で購入する場合、100株単位で購入することになります。その場合、数十万円が必要になることも多々あります。

ただこれでは思い切らないと個別株式を購入できないという方もいらっしゃると思います。そこで、株式は100株未満の単位で購入できる小額投資サービスを利用するのがおすすめです。

例えば、100株未満の最低購入単位以下で株式を購入するミニ株投資をする方法があります。また、他にも最近は1株から株式の売買をすることを前提としたサービスを展開している証券会社はインターネット証券を中心に多いので、そういったサービスを利用するのもいいと思います。

購入のタイミングを分ける

株式は値動きが大きい金融商品なので、どこで購入するのかはとても悩ましいです。これはプロでも悩む部分なので、一般の投資家の方であればさらに難しい部分だと思います。

この場合は、購入するタイミングを分けることのもおすすめです。

例えば、毎月同じ金額の株式を買い増していく積立投資を利用するなどといった方法があります。

売却するタイミングを決める

株式は前述の通り、値動きが大きい金融商品です。大きく下がったときに慌てないために事前に下がったときにどこで売却するか決めておくとよいでしょう。

最悪のケースを想定して損切のタイミングをあらかじめ決めておけば、損したときもどこまでの損になるかわかり、心理的にも安心しながら投資をしていくことができます。

確実に損切のタイミングで売却を徹底できるように、あらかじめ一定の金額になったら 売却するように定期的に注文も入れておくのもいいと思います。(注文の機能としては逆指値注文)

まとめ

資産運用を行う際は投資信託で行うのがベースです。その投資信託の中には様々な個別の企業の株式が組み込まれていることが多いです。しかし、それに加えあえて個別の株式単体を資産として保有する意義もあります。

資産の管理にはより気を使う必要がありますので、注意点もありますが、ある程度投資に慣れてきた方には検討の余地があります。ご興味のある方はぜひ検討してみてください。

iDeCoは前述の通り、ライフプランやキャリアプランと一体に考える必要性が特に高い資産運用です。様々なプランを複数案シミュレーションして、資産運用プランを比較検討するお手伝いもさせていただいておりますので、ご入用の方は、お問い合わせからお気軽にご連絡ください。

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