労働収入の金額と質との両面を検討する

資産形成の原資となるお金は労働による収入から賄う方が大半でしょう。

そうあれば、投資による資産形成をしていくには、その元となる労働についても考える必要があるのではないかと考えています。

そこで、キャリアというテーマでもこれからいくつか記事を書いていきます。

この点についてまず気になるのは、収入の数値と質の両面の検討です。

まずは、労働収入の金額を見直す方法について以下検討してみたいと思います。

労働収入の金額面に着目したアプローチ

今のキャリアで収入を増やす

今の勤務先での収入に十分満足している方はきっと少ないと思います。

その場合、今すぐ着手できることは、まさに今の勤務先で収入を増やすことです。

とはいっても、特に会社員の方であれば、どう仕事をしたら収入が増えるか曖昧な部分が多いですよね。

着手は一番早くできるものの、実際に収入を増やすのは一番難しいと思います。

仕事を変える(部署異動、転職、起業)

仕事内容が変われば、収入額が変化します。

転職であれば、契約時に給与面で会社から具体的な数字が提示されるので、まさに収入が変化します。

また会社によっては、部署異動で収入面が変化する場合もあるかもしれません。

ただ、こういうケースはまれでしょう。

さらに、起業もある意味で仕事を変えると捉えることができるかもしれません。

確かに、上限は青天井ではありますが、不確実な要素が多く逆に収入が減少するリスクもあります。

仕事を増やす

今、副業の解禁などと世間では言われていますが、まさに今の仕事に加え新しい仕事をするという方法もあると思います。

時間のやり繰りは大変になります。ただ、今の勤務先の仕事を変えることなく、自分のできる範囲内で取り組むことができる点で一番現実的な方法だと思います。

妥当な方法は

以上のように見てくると、労働収入の金額面を見直す場合は、転職か副業を始めるかのいずれかが一番妥当な方法ではないかと考えます。

労働収入の質に着目したアプローチ

次に、労働収入の質を見直す方法について以下書いてみます。

投資に回せる収入を確保するためには、収入の金額面だけでなく質にも着目することが必要だと僕は考えています。

もし、十分な収入があったとしても、そのために無理な稼ぎ方をしていれば、その状態は見直す必要があります。

なぜなら、その無理した分が健康面で自分に跳ね返ってくるからです。

また、心理的にもストレスをお金で解消する方向にいきがちで、浪費が増えてしまう可能性が高いですからです。

具体的な見直しの方法は以下の3つが考えられます。

仕事の見方を変える

収入面で不満が少なくても、今の仕事にやりがいを感じられないという方も少なくないでしょう。

その場合は、仕事を変えることに意識がいきがちですが、まずは今行っている仕事の見方を変えることが大事だと思います。

自分でもっと違う見方ができないか、振り返りの時間を設けて視点を変えられないかを考えてみることも必要でしょう。

また、他の人に自分の仕事内容を話して、フィードバックをもらうという方法もやってみると効果があるでしょう。

仕事を変える(部署異動、転職、起業)

この仕事を変える方法にも3つの方法が考えられます。

まずは、勤務先の社内での部署異動です。

今の勤務先で違う仕事に興味があれば、手を挙げてみるというのは現実的に実行可能でしょう。

また、同じ会社であれば情報収集しやすいですし、人事部によるチェックも入るので、明らかに自分に合わない部署に行くリスクも比較的少ないでしょう。

一方で部署異動に手を挙げて、すぐに実現するケースはどちらかというと少数です。

ただし、異動するまでにそれなりの時間を要しますし、実際に異動できるかどうか、結果を自分でコントロールしがたい側面があることも事実です。

次に考えられるのは転職です。

勤務先の会社が変われば、仕事内容も環境も変化しますので、収入の質を見直す有力な方法だと言えるでしょう。

ただ、転職先の業界や個別の会社に関する情報収集は慎重に行う必要がありますし、そもそも情報収集しようにも情報が限られています。

そういう意味で、不確実性のある要素があることは否めないでしょう。

最後に、起業も一つの方法として挙げられます。

起業は自分の仕事を自分で自由にデザインできるので、うまくいけば自分の理想の収入の質を確保することが可能です。

しかし、前述の通り、不確実性が高いので、言辞的に実行可能な方法かというとハードルは高いです。

仕事を増やす(今のキャリアを変えるのも見方を変えるのも難しい場合)

今の仕事に加えて副業を行うというアプローチもあると思います。

他の仕事をすれば、それと今やっている仕事とを比較をします。

そうすることで、今の仕事の見方が変わり、満足度が上がる場合があるでしょう。また、副業で本業の経験が生きることで、本業の満足度が上がる場合も考えられます。

これは、今の仕事を変えないで実行できるので、現実性が高い方法だと言えるでしょう。

妥当な方法は?

まとめると、収入の質を見直す場合は、今の仕事に対する見方を変える努力をするのが一番実行しやすいでしょう。

実行しても難しい場合は、空き時間を利用して副業で違うことをしてみて、そこでやりがいを得てみる、また副業により本業の見方を変えてみるにも有力な方法だと言えるでしょう。